アイドルの固定概念を超えるアーティスト?

日本は、様々なアイドルグループが乱立され、王道から逸れて独自路線を確立するものが増加している現状にある。

また、アイドル戦国時代と言われていた頃に誕生したグループが淘汰されつつある。
しかしながらその代わりにその頃から活動し続け、10年以上の経験を積んでいるアイドル(グループ)が"実力派"に転成している。


そう、「全てをこなし、全てを包括する」名詞として「アイドル」は成長を遂げたのである。



しかしながら、

「アイドルらしからぬ〇〇」
「アイドルではなくもはや〇〇」

こう言った言葉を褒め言葉のように使う人が後を絶たない。

ドルヲタではない一般層から見る「アイドル」は未だ「何もできない」の代名詞なのだ。


既に人気トップ層には"歌もダンスも上手くはない""成長を見守る"系アイドルは少なくなってきている。(しかしその系統はなくなることはないだろうが)

顕著なのが関ジャムでの歌うまアイドル特集だろう。
歌が上手いアイドルはもはや稀有な存在ではなく、地上波で特集を組めるほどの人数と知名度があるのだ。
そして、歌が上手いグループには良い楽曲が舞い降りる。
良い歌手にはそれほどの訴求力があるし、自作の楽曲を提供したいと思う人間も少なくはない。
結果としてそうした楽曲派をもファンにできるグループが人気グループへと成長しているのである。



固定観念があるのは"こちら側"であるのにも関わらず、
「今までのアイドルとは違う」「それほどこのグループはすごい」
そうやって特定のアイドル側を持ち上げてしまうそんな現状がアイドルという存在を愛する人間としては辛い。


まだ見ぬ未来のドルヲタに、
そして未来の全国民にも、
「自分の好みに合うアイドルに出会った」
という言葉が自然に出てくるような世界になることを祈って。


最後に某ももちヲタの名言を。

アイドルは探すものじゃなくて
向こうからやってくるもの